笑える!

 

しめっぽい話題が続いたので、ここらでクスッと笑えるお話し。

TABIの病状が急に悪化し始め、お別れが近いかもと感じたとき、私はあるアニマルコミュニケーターに連絡を取りました。アニマルコミュニケーターとは、テレパシーを使って動物と交流ができるという特殊能力をもつ方々です。彼女に、TABIが現在どんなことを希望しているのか聞いてみました。お別れまでに食べたいものはあるか、なにかやり残したことは。。。といった内容です。メール送信したのですが、返事は来ませんでした。それから数日後にTABIは亡くなり、私は彼女のことをすっかり忘れていました。

それからしばらくして、彼女の方からメールが来ました。
「お返事がすっかり遅くなってごめんなさい。休暇をとっていたので」
と冒頭にあり、私は「ああそうか、彼女にTABIが亡くなったことを伝えて依頼をキャンセルするのを忘れてた」と思いました。そして読み進むと。。。

「あなたの犬と今やっと交流ができたので、そのメッセージをお伝えします」
と言うではないですか。私は、「彼女はサイキックだから、私が言わなくてもTABIがお空に昇ったことを知っていて、あの世のあの子と交流をとってくれたのか」と思いました。ところが、さらに読み進むと。。。

「あなたの犬はこう言っています。
『ぼくはもう疲れ切ってしまった。もうあの世へ旅立つ日が近い』

『最後の晩餐には、チキンスープを食べたい』

『青空の見える場所で、家族みんなに囲まれて、逝きたい。子供たちにも一緒にいて欲しい』

うんぬんかんぬん」

う〜〜〜ん。。。
誰か違う犬と交流しちゃったんでしょうかね?

そこで、彼女にお返事しました。
「残念ながら、あの子はすでに亡くなりました。また、私たち夫婦には子供がいないので、メッセージの中の『子供たち』が何を意味するのかわかりません」

その後は彼女の方から、何も言ってきませんでした。料金を請求されなかったのは、幸いです。

(2017年4月30日)

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