45分の余裕

アメリカの犬雑誌 Dog Fancy に、"45 minutes"というコーナーがあり、そこで様々な犬のアクティビティを紹介している。

この「45分」とはどこから来たかというと、
「犬は一日最低45分、飼い主と一緒に運動したり遊んだりする時間が必要である」
という理論だそうだ。

犬によっては45分じゃ足りないだろうが、まあ人間さまも忙しいので、それでかんべんしてもらうしかない。

犬は社会性の動物だから、飼い主の家族と一緒にいたいし、遊びたい。
とくに若い犬や活発な犬は、リビングで寝転びながら一緒にテレビを見ているだけじゃ欲求不満になってしまう。
外に出てボールやフリスビーで遊びたいのだ。

庭に放しておけば運動になってる、と思っている人が多いが、自主的にジョギングして汗を流す犬というのは、あまり聞かない。

「会社から疲れて帰ってきて、それから犬と外に出て45分?かんべんしてくれよ」
と言う人は、朝45分早起きして公園で犬と一緒にジョギングしてはどうだろうか?
あるいは、朝30分、夕方15分に分けてもいい。

それもできない、というのなら…
犬との楽しい暮らしは難しいかもしれない。
「45分」の必要のないペットを考えたほうが、お互いの幸せかもしれない。

犬を飼う前に、「45分の余裕」を約束できるかどうか、自分に問いかけてみよう。

(20019年9月日)

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