かくれんぼ

 

「かくれんぼ」は、集中豪雨や猛吹雪のため長時間外で遊べないときに我が家でよくやる遊び。また、これは災害救助犬が子犬時代に飼い主とよくやる遊びでもある。ちょっとしたヒントを頼りに飼い主の居所を探すことに慣れていると、いざという時に役立つかもしれない。

この遊びを教えたとき、TABIはまだ生後3ヶ月にもなってなかったので、次のような段階をふんで少しずつ高度な「レスキューごっこ」にしていった。
ちなみに、このかくれんぼではTABIは常に鬼(見つける側)である。

その1
ママがTABIをお座りさせ、動かないように見張っている間に、パパが別室に移動する。この時、TABIにパパがどこへ行くかきちんと見せる。
5つ数えて、「TABI、パパはどこ?」とママが言ってTABIを放す。TABIがパパを見つけたら、たくさんほめてあげる。パパとママの役割りを変えて、繰り返し遊ぶ。

その2
今度はTABIにパパがどこへ隠れるか見せないでやってみる。キッチンなどに連れていってドアを閉め、パパが別室に隠れる。パパは、準備できたらピーピー音がするおもちゃを鳴らしてヒントにする。ドアを開けてTABIを放し、TABIがパパをうまく見つけたらたくさんほめる。役割を変えて遊ぶ。

その3
隠れ方を複雑にする。
クローゼットの中に隠れたり、寝袋にもぐりこんだり、ベースメントに隠れたり、物置にしのびこんだりする。ママも、「パパはこっちに違いない」とか言ってわざと違う方向にTABIを追いたてたりして、混乱させるイジワルな役をする。TABIは、ニオイと音を頼りにパパを探さなければならない。
TABIがうまくパパを見つけたら、たくさんほめてあげる。役割を変えて遊ぶ。

その4
家の中だけでは隠れる場所も限られ、ネタばれなので、庭に出てやる。もちろん、天気の良い日に限る。大木の陰、潅木の下、材木を積んだものの裏、駐車場の車の背後など、いろんなところに隠れてみる。

その5
外出先でかくれんぼする。
森の中をオフリードで散歩してる最中に、TABIを先に行かせ、大木の陰などに隠れる。港のボードウォークでは、公衆電話の後ろや花壇の後ろ、ゴミ箱の陰やベンチなど、あらゆる場所に隠れてみる。ただし、公共の場で遊ぶ時は、他人の迷惑にならないよう配慮する。人が多すぎるとき、子供がたくさん歩いている時などは控える。また、隠れている方もTABIの行く先を常に確認し、本当に迷子にならないよう注意する。

こうして遊んでいるうち、TABIは散歩の時に常にこちらを確認しながら歩くようになった。
「すぐどっかに隠れちゃうんだもん、全く目が離せないよ」
とでも思っているのかもしれない。

持って来いへ

(2005年12月23日)

banner ホームへ犬まわしトップへ

Copyright 2000 to Infinity, superpuppy.ca