BUDDY（小） 二十歳の犬！
コッカプー
1992年生まれ、♂、去勢済み
 成人式だよ！ |
よく犬友達と冗談まじりに「ハタチまで元気でいてくれるといいね〜」と話すことがある。小型犬で２１歳というのを、犬雑誌で見たこともある。が、身近にホントに二十歳の犬を見たのは、このBUDDY（小）が初めてである。（BUDDYという名の犬は他にもいるので、区別するため「小」をつけとく）
BUDDY（小）は、コッカースパニエルとプードルのミックス、コッカプー。そういうミックスを繁殖しているところから買ったのだという。「ちゃんと、ブリーダーからもらった出生証明書もあるのよ」と、飼い主。
初めて会ったとき、飼い主に「あと一年で、お酒が飲めるね（こちらの法律では、２１歳で酒を飲めるようになる）」と言うと、「ほんとね、そのときはシャンパンでお祝いね」と笑った。たしかに目も耳も悪いし、歩みもゆっくり。だけど、とてもひとなつこいし、私が一度クッキーあげたら覚えていて、それからは会うたびにニコニコして駆け寄ってくる。体をスリスリして「なでて〜」と甘えてくる。とってもカワイイお爺ちゃんなのだ。艶があってフクフクした毛並みからは、とてもそんなトシに見えない。
BUDDY（小）が子犬のころは、飼い主家族は牧場つきの家に住んでいた。BUDDY（小）は、子供達や馬にまじって広い草原を駆け回って育った。今でも、毎日元気にお散歩に行く。「重い病気はしたことないし、躾は簡単だったし、誰にでも好かれるし、本当にいい子なのよ」と、飼い主。いいなあ、TABIもこんな風に元気で長生きしてくれるかな。
せっかくお友達になれたのに、飼い主家族は隣町に新しい家を建てて引っ越してしまった。元気にしてるかな、BUDDY（小）。
（2013年6月12日）
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