MOOCHY

moochy

paw6.gif (869 bytes)色気より食い気

TABIと散歩中の帰りに湖に寄ったら、黒い犬がぽつねんとしていた。

フレンドリーな犬で、私たちを見ると大喜びで走ってきてTABIと追いかけっこを始める。飼い主はどこにいるんだろう、と見渡したが人影なし。しばらく遊ばせてから家に向かったが、その犬は トコトコついて来る。

「おうちにお帰り」と何度言ってもだめ。首輪はついてるから飼い犬だが、首輪にはタグがない。あ〜あ。結局、我が家までついて来た。

体重は50ポンドくらい。歯の様子からしてまだ若く、1歳前後のメス。おとなしくていい子だ。迷子になって数時間といったところか。おなかがすいているようなので、夕べTABIが残した鹿肉をバターで軽くソテーしてあげてみる。すっごい勢いで食べた。他にもパンとかいろいろあげてみたら何でも食べる。「もっとくれ」って真剣な目でおねだりする。 こいつラブ入ってるな。MOOCHYと呼ぶことにした。

アニマルコントロールに連絡。
30分で来る、と言ったがまあ信用できないので、気長に待つことに。MOOCHYは、まるで100年前からこの家に住んでるかのようにくつろいでしまい、TABIのおもちゃ箱から勝手におもちゃを取り出してはかじって遊んでいる。

moochyとtabi
カウチでウキウキのMOOCHYと、ふてくされるTABI

paw6.gif (869 bytes)破壊魔MOOCHY

そのうちTABIパパが帰ってきた。臆病なMOOCHYは 、いきなりデカい男が現れたので驚き、耳を寝かせてスタコラ逃げ出した。そして、一目散にパティオに駆け込もうとした。パティオのガラス戸は開いていたが、虫が入ってくるので網戸は閉めてあった。だが彼女には見えなかったらしい。

バリン!と大きな音を立て、激突。パティオに逃げ込んだ犬は無事だったが、網戸には大きな穴が開いてしまった。

数時間後、アニマルコントロールが到着、MOOCHYはクレートに入れられて去って行った。

さて網戸を修理しようとしたが、よく見ると網に穴が開いただけでなく枠部分も壊れている。結局、網戸の部品と網の両方を買い替えなければならなかった。 次回はこういうことのないよう、ペット・プルーフ保障付きの網にした。普通の網の7倍の強度だそうだ。お値段も3倍以上だ。

犬助けもいいが、ときにはこんな損害を出すこともある。

(2003年9月4日)

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