Kentucky Derby Cake

paw3.gif (869 bytes) 伝統のケーキ

アメリカで今も続く最も古いスポーツイベントといえば、ケンタッキー・ダービー(ちなみに、二番目に古いのはウェストミンスター・ドッグショー)。五月の第一週末に行われるこのイベントには、毎年世界中からお金持ちが集まり、レースを観戦する。2007年には、イギリスのエリザベス女王が観戦したことで話題となった。ダービーというとダービー・ハット、ミント・ジュレップなど、ダービーにまつわるアイテムがいろいろあるが、ダービー・ケーキもその一つ。

ミント・ジュレップにも使われるケンタッキー・バーボンウィスキー、ダーク・チョコレート、フレッシュバターやクリームをふんだんに使った、とても贅沢な大人のケーキ。ダービーの時期だけでなく、一年中オーダー を受け付けており、宅配してくれる。 ダービーを観戦できなくてもせめて雰囲気だけでも味わいたいと、TABIパパの誕生日のためにオーダーしてみた。

誕生日当日のお昼前、ケーキ到着!私たち夫婦と犬は、「ケーキが来たぞ!」と踊りまくる。

生ものなので、冷蔵した状態でUPSが届けてくれる。段ボールの箱をあけると、このページのトップの写真のようなダービーケーキ特製箱にうやうやしくケーキが詰められている。「チャーチルダウンズ(ダービーが行われる競馬場)およびケンタッキーダービー公式ケーキ」というシールも、ちゃんと貼ってある。宮内庁御用達みたいな、エライお菓子なのだ。


馬とジョッキーが見える?

開けてみた途端、夫婦で「小さい!」と叫んでしまった。ケーキ自体も高いが、冷蔵輸送のため送料も高いので、もっと食べがいのある量を期待していたからだ。でもFood Networkで特集してるのを見た記憶では、オーダーを受けてから贅沢な材料を使って一つ一つ手作りしており、さらにダービー公式ケーキであることから、値段が張るのも仕方ないのかもしれない。


直径20センチくらい

paw3.gif (869 bytes) さてお味は

早速、ぴったりしたプラスティックのカバーをはずしてみる。甘いバニラの香りが部屋中に!TABIはすでにヨダレをダラダラ。切り分けてみると、こんがりとした外側とは裏腹に中のスポンジはしっとり、そしてバーボンの香り。かなり贅沢にウィスキーを使っているとみえる。ピーカンナッツとチョコシロップもたっぷり。


中はこんなかんじ

贅沢ケーキにはやはり、ボーンチャイナと銀食器でしょう、ということでウェッジウッドを出す。さて、一口。うっ、バーボンが効いてる!こりゃあ下戸にはどうか?下戸じゃなくても、一度にたくさん食べるのはいかがなものか。だから、ケーキが小さいのか。でも、アメリカのケーキにありがちなスカスカした味のないスポンジではなく、確かに良い材料を使ってあることが分かるリッチな味わい。それが外側のパリパリした皮の甘さと一緒になり、なんとも絶妙。毎日食べたいとは思わないが、特別な日に食べる特別なケーキと言えるだろう。


ごちそうさま

(2008年3月14日)

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