6月

river

6月は、夏の予感。

空の青さがどんどん濃くなり、陽射しが力を増し始める。
納屋にしまってある芝刈り機を取り出し、手入れをして初芝刈りをするのも近い。

だが、年によっては6月だというのに急に霜が降りるときがある。
寒さで草花が紅葉してしまい、暖炉に火を入れる夜も珍しくない。ここが北国であることを、思い知らされる。

夏の花が咲き始めるのも、この月。
高速道路脇の草原に、ルーピンの群生が薄紫の絨毯を広げて夏の訪れを告げる。
小さな点のようだった花壇の花苗も、ぐんぐんと勢いをつけて伸び始める。
園芸家はこの季節、庭から毎日目を離せない。

晴天の日のハーバーには、ヨットの白い帆がたくさん。
海遊びの時期だよ、と知らせてくれる。

子供たちは、夏休みが待ち遠しい。
親は、2ヶ月もの長い間子供の嬌声につつまれることを思うと頭が痛い。

誰もがなんとなくそわそわする季節。夏はもうすぐそこ。

(2001年8月28日)

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