屋上庭園つき犬小屋
TABIは夜は家の中(私達夫婦の寝室)で寝るので、この小屋はあくまで昼間、庭にいるときに使用するためのものです。これまで住んだ家の庭には必ず良い日陰となる木があったので、TABIのためにとくに犬小屋をもうけてやる必要はありませんでした。でも、今度の家の庭にはたいした大きな木がないため、夏になるとTABIは日陰を求めて庭中をさまようことに。そこで、夫婦で協力して初めて犬小屋を建てることになりました。
漫画のスヌーピーに出てくるような三角屋根の犬小屋は一般的だけど、実はあのタイプは「夏はオーブン、冬は冷凍庫」と呼ばれて犬にとっては快適でないとのこと。そこでいろいろ調べているうちに、屋上庭園のある犬小屋というのがひそかなブームになっていることを発見。デザインとしては四角い箱の上に防水加工をした箱型ガーデンがのっかった形で、土と植物が断熱材の役目をするので、日照りでも小屋の中はひんやり涼しいのです。実は私も自分で小屋の中に入ってみたけど、本当に涼しかったですよ。
詳しい作り方は、このyoutubeビデオが参考になります。 また、”doghouse with rooftop garden”で検索すると、いろいろなタイプの屋上庭園つき犬小屋が見られますよ。
さて、私達は以前にバーベキュー・テーブルとして使っていたテーブルを再利用し、さらにウッドデッキ用のウェスタン・シーダー材(防虫効果にすぐれている)を購入して小屋と箱庭を建てました。内部は、TABIが楽に動ける広さ。シーダーはペンキ類を塗らなくても腐ることはないけど、私は綺麗に仕上げたかったのでステインを塗りました。箱庭の中にはビニールをしき、排水のためにパイプを三つ通します。鉢植え用の土を入れ、植物を植えて完成。ペリウィンクルやフクシアなど、もともと庭にあったものを植えてカラフルにしてみました。(本来は、箱庭部分が小屋よりも若干大きいほうがいいんだけど、TABIパパがすでに材木をこのサイズに切ってしまったので今回は妥協することに)
黒いパイプは排水用
建てている最中からTABIは興味津々で、ちょこちょこ内部に入ったり出たり。これは気に入ってくれたかな、と思いきや、なぜか完成した小屋には入ろうとしません。オヤツでつっても、中にはいったと思ったらすぐ出てしまうし。そこで、TABIパパの古いセーターを小屋に入れてみたところ...。
お昼寝するTABI
大成功!思わずカメラをかまえる私。
だけど、こんなふうに使ってくれたのはほんの短期間だけ。いつもなぜか犬小屋の正面とかすぐとなりに寝そべっているTABI。苦労して建てたのに!一体、なにが気に入らないんでしょうか?!
(2013年11月27日)
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