てんとう虫レスキュー隊
2008年の夏、うちの菜園はいままでにないアブラムシの被害を受けました。レタス、ほうれん草、キャベツなどの葉物、大根やきゅうり、ハーブに至るまで、あっという間にものすごいアブラムシにやられ、菜園で作業して家の中に入ると、くっついってきたアブラムシであちこち緑色のシミになるほど。農薬は使いたくないし、エコな虫よけも使ってみたけどあまり効果なし。それでネットで調べてみたら、無農薬農家がてんとう虫を使っているとの情報。そこで、早速ガーデンセンターに問い合わせてみました。すると、「今年はどこもアブラムシがすごいので、今売り切れ。明日入荷します」とのこと。すぐ注文して、翌日一番で買いにいきました。
てんとう虫は、このような袋に入って売られています。この一袋に1,750匹!ほとんど動かないけど死んでるわけではありません。輸送の間中は飲まず食わずなので、お店の人には「まず開けたら水をたっぷり飲ませてください」と言われました。
そして、菜園に放してあげました。うちは菜園に化繊のカバーをかけてあるので、その中で天敵から守られたてんとう虫はたっぷり好きなだけ害虫を捕食してくれるのでは、と期待。
白いカバーの下でお休み中
さて、翌朝。
ワクワクしながら菜園のカバーをめくると…。
働き者です
いるいる!まず被害のひどいレタスやほうれん草などの葉物に、てんとう虫がびっちりたかり、旺盛な食欲でアブラムシをもりもり食べているところでした。あれだけアブラムシでいっぱいだったレタスが、一晩でかなりきれいに。てんとう虫の威力にビックリ。その後カバーの隙間から飛んでいってしまったものもあったけど、夏の間中このてんとう虫レスキュー隊は菜園で大活躍。おかげで豊富な葉物類が我が家の食卓にのぼったのでした。
仕事の合間に子作りに励むてんとう虫
(2010年1月24日)
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