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「赤毛のアン」の島をゆく

lighthouse日本の女の子に絶大な人気を誇る小説、「赤毛のアン」。その作者の故郷であり、小説の舞台となったカナダのPEI (プリンスエドワード島)には、 毎年日本から多くの観光客が訪れます。

初めてカナダの土を踏んでから10年以上になるというのに、TABIママはこれまでPEI へ行ったこと がありませんでした。「アン」のファンのみなさんには悪いけど、とくにこの小説が好きというわけでは ないし、出張で何度かPEI へ行ったことのあるTABIパパが、
「あそこは、イモ畑のほかなんにもねーよ」
と、まったく関心なしだったからです。

が、TABI初めての夏にどこへ連れていこうかと話し合ったところ、

という条件を満たすのは、PEI しかなかったのです。 PEI の首都シャーロットタウンには獣医大学付属病院があるし、万が一のときも安心だろう、 と単純に決定したPEI ツアーでした。

私たちのまちからPEI へは、東京から熱海の温泉へ行くような近さなので、日帰りや一泊で十分。でも、今回は初めての子犬連れなので、余裕を持って各駅停車の旅にすることに。日本からの観光客が通り過ぎてしまうところにも立ち寄って、PEI をぐるりとめぐる旅行計画を 立てました。

TABIママは、出発の1ヶ月前にPEI 観光局からガイドブックをとりよせ、プランを立てました。観光するところ・食事をとるレストラン・宿泊所をピックアップ、それぞれ犬連れで大丈夫かどうかを電話やメールで確かめました。その上で必要な予約をとり、旅程表をプリントアウトして旅先 へ持参。現地では思わぬアクシデントもおこるので、そのたびにプランを修正しながら行動しました。シーズンオフですいていたことが幸いして、ほぼ計画どおりにゆきました。TABIにとっても、楽しい経験になったと思います。

(2000年12月6日)

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