Canine Performance Events
The 3rd Annual
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Agility Games
(2005年7月10日)

 

paw4.gif (869 bytes)雨模様の週末

夏というのに冷たい風が吹いて寒い週末、CPE第三回米加ゲームズ大会が行われた。カナダでの開催はこれが初めてだが、アメリカからはメイン州・ニューヨーク州など近隣から競技者が駆けつけ、それぞれチームに分かれて技を競い合った。

bessie
BESSIE

実はこの大会の翌日は、TABI一家がパパの転勤でアメリカへ引っ越す予定だった。「カナダ最後の週末を犬と走って過ごすなんて、よほどの犬馬鹿」との声をよそに(笑)、慣れ親しんだ犬友達と楽しい時間を分かち合った。

paw4.gif (869 bytes)お国のために走れ、わんこ!

この大会では、カナダチームとアメリカチームが総合得点を競う。それぞれのチームは3頭の犬と3人のハンドラーで構成される。コースはスタンダード、スヌーカー、ジャンパースで、犬それぞれ得意なコースを走る。スコアリングはチャンピオンシップのルールにのっとり、スタンダードは100点をベースにしてコース・フォルトおよびタイム・フォルトを差し引く。フォルトなしで完走した場合、残りのタイムがボーナス得点としてベースに加算される。ジャンパースはベースが75点とする。スヌーカーはCPEの通常ルールどおりである。

この日は朝から通常のトライアルが行われ、大会はそのあと。さんざん走ったあとなので犬もハンドラーもちょい疲れ気味だが、そこはやはりCPEだけあって、あくせくせずリラックスムードで勝敗は二の次。犬ならではのハプニングを笑って楽しみながらの米加対決だ。

lucy
LUCY

TABIは、スヌーカーを走った。ここ数ヶ月は転勤引越しの忙しさで全く練習どころではなかったのだが、TABIはいつもどおりにひょうひょうと走り、高得点を稼いだ。この子がこの州で走るのはこれが最後とあって、アジリティ仲間たちがリングサイドにずらりと集まり、フィニッシュラインを越えると割れるような拍手をしてくれた。

アメリカチームも健闘したが、ファイナルで優勝したのはやはり地元カナダチーム。TABIはチェサピーク・ベイ・レトリバーのPIPER、ボーダーコリーのTANGOとチームを組み、2等に。

paw4.gif (869 bytes)さよなら、仲間たち

楽しい時間はあっという間だった。翌日には私たちは、早朝に車でアメリカに向け、長い旅路に出なければならない。競技場のあとかたずけをしながら、みんなにお別れをする。「8月のカナディアン・チャンピオンシップでまた会おう!」「アメリカでもがんばってね!」「こっちに帰ってきたら、絶対連絡してね」などなどと、声をかけてくれる仲間たち。

connor
CONNOR

仲良くなった犬たちともお別れだ。犬の寿命は短い。私たちが帰るころには、この子たちはこの世にいないだろう。もう二度と会えない子たちに、さよならのクッキーをあげる。元気でね。幸せに暮らすんだよ。車の窓から顔を出してこっちを見ている犬が、どんどん小さくなっていく。

buster
BUSTER

(2005年11月11日)

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