基本コマンドU

paw2.gif (869 bytes)Stand

犬を立たせる。

飼い主は方膝をついた状態、犬は左側に位置。まず、"Sit" させる。右手に持ったクッキーを犬の鼻先に持ってきて、犬にニオイをかがせる。(なめてもいいけど、食べてはだめ) 

そのまま右手をまっすぐ前に引っぱって、犬がクッキーにつられて前方に体を傾けたら、左手で犬の後ろ足を軽く持ち上げるようにしてやる。まっすぐ立ったら、誉めてクッキーをあげる。この時、手の動かし方が急だと犬は前方に歩き出してしまうので、注意。

paw2.gif (869 bytes)Stand-Stay

立ったまま待たせるのは、Stay の中でも一番難しい。犬が動きやすい状態だからだ。マスターすれば利用価値大。獣医の検診時、グルーミング時、外から帰って後ろ足をふく時などは、このコマンドで一発。

"Stand" ができたら、"Stay"と言って手のひらを犬の鼻先にかざす。

次に、リードを持ったまま一歩前に出て、犬と対面する。犬が動いたら、もう一度"Stay"と言って手で制す。一回目は、ゆっくり3つ数える間静かにできたら、たくさんほめてクッキーをあげる。だんだん待つ時間を長くする。

それができたら、前に出る距離をどんどん長く、リードの長さぎりぎりにまでしてみる。それもできたら、距離に加え待つ時間も長くしてやってみる。

paw2.gif (869 bytes)Leave It

「放っておけ」という意味のコマンド。
好奇心旺盛な子犬に、これをマスターさせるのは容易ではないかもしれない。が、できるようにしておくと便利。(Out と Leave It 参照)

犬を左側に、まず"Down"させる。
助手に犬のおもちゃかテニスボールを犬の目の前に転がしてもらう。犬が興味を持って動こうとしたら、すかさず "Leave it""Watch me"。犬があきらめて指示に従ったら、誉めてクッキーをあげる。これがマスターできたら、おもちゃのかわりに人間、よその犬、猫などいろいろ使ってやってみる。それもできたら、"Sit""Stand"の位置でも練習してみる。

paw2.gif (869 bytes)Off

「離れろ」という意味のコマンド。
お客さんに飛びつく、台所のカウンターに足をかける、リードにじゃれつくなどの好ましくない行いをした時に使う。

"Off" と言って犬の前足を両手でつかみ、ゆっくり静かに(足をひねって痛めないように)地面におろす。足が地についたら、すかさず誉める。犬の大きさによっては、飛びついてきた時に片膝で軽く犬の胸を突いて地面におろさせる方法もある。あまり強くけって、ひっくり返しては駄目。

(2001年4月27日)

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