NATCH/A-ATCHディナー

アンガスビーフ・ステーキ

アンガスビーフステーキ

2008年12月21日、TABIは NATCH (North American Dog Agility Council Agility Trial Champion) A-ATCH (American Mixed Breed Obedience Registration Agility Trial Champion) の二つのアジリティ・チャンピオン・タイトルを獲得しました。「タイトルをとったら、とびきりのステーキをご褒美にあげる」と約束していたので、アンガス牛のテンダーロインを買ってきて(肉屋さんは、まさか犬に食べさせるとは思ってなかったでしょう)、レアに焼きました。タイトルをとった当日は、滞在先のホテルでは調理ができなかったので、TABIは私たち夫婦と夕ご飯を分けて食べたのですが、自宅に帰ってからちゃんとお祝いしました。

ステーキを食べるTABI
「んまい!この肉!」

ここで、お肉のカットについてお勉強。テンダーロインはその名のとおりとても柔らかく、一頭の牛から少ししかとれないので、サーロインよりも値段が高く、従って一番高価なステーキ用肉ということになります。サーロインは牛の胸椎の後ろの部分で、ステーキ用に使われますが、この部位の筋肉は動きが激しいので歯ごたえがあります。テンダーロインは、サーロインの下部にぶらさがっている細い部分で動きがほとんどなく、牛の最も柔らかい筋肉と言われます。ステーキ用にスライスされていないこの部分の塊は、フィレとかシャトーブリオンとも呼ばれ、脂身が少なくきれいな赤身です。一方、私達がいつもアジリティ競技会に持っていくご褒美用の肉は、ニューヨーク・ストリップ・カットと呼ぶもの。これは、サーロインやテンダーロインより前方に位置するショートロインと呼ばれる部位をステーキ用にカットしたもので、脂肪がマーブル状に混じっており、やや硬めですがお手軽価格(テンダーやサーに比べれば、の話)のステーキ肉です。

アンガス牛は、もともとはスコットランド原産の角がない肉牛で、アメリカで最も多く飼われていると言われます。毛色によりブラックとレッドに分かれますが、この山岳地帯ではブラックが主流のようで、どこへ行っても見かけます。

2009220日)

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