ぼくの犬家族

paw1.gif (869 bytes)まぶたの母

ぼくのお母さんはね、パパとお仕事で一緒だった人の家族に飼われていたんだよ。KIWIっていう名前で、子供や猫がたくさんいる大きなおうちで、のんびり暮らしてたんだって。誰にでもとってもフレンドリーで、「お前はお母さん犬に似たんだよ」ってパパがよく言う。そのお母さんが七頭の子犬を産んで、そのうちの一頭をもらったのが今のパパとママというわけ。子犬はみんなタダでもらわれていったんだけど、ぼくのパパとママは、飼い主家族の子供にポケモンカードのセットをあげたんだ。ポケモンって、その時すっごく流行ってたんだって。

やさしいお母さんだったそうだけど、ぼくは赤ちゃんだったからあんまり覚えてないなあ…。生まれて七週間ちょっとでぼくがもらわれていく日、お母さんが雪の中を外まで見送りに来たんだ。ママがぼくを抱っこして「お母さんにお別れしなさい」って言ったから、お母さんの鼻をなめてみた。そしたら、お母さんがたくさんたくさん、ぼくの顔をなめてくれたよ。あったかいお母さんの舌を思い出すよ。

赤ちゃんTABI
TABIがうちへ来た日

結局それがお母さんとの最後だった…。

お母さんは、ぼくを生んで一年もたたないうちに死んじゃったんだ。まだ5歳だったのに。車ですぐのところに住んでたから、いつでも会えると思ってたのにね。お母さん、子犬育てで疲れちゃったのかなあ。ぼくはおかげさまで丈夫に育って、お母さんより長生きしてる。パパやママにいろんなところへ連れて行ってもらってるし、アメリカでもお友達ができたし、とっても幸せだよ。天国のお母さん、ぼくを見守っててね。

paw1.gif (869 bytes)まぶたの兄

一緒に生まれたお兄ちゃんたちや妹は、それぞれ別々の家にもらわれていったんだって。みんな元気でいるのかな…。会いたくても会えないね…。どこにいるかわからないし…。でもね、すぐ上のお兄ちゃんは、ぼくのお母さん犬の飼い主の親戚にもらわれていったんだよ。ぼくより体が大きくて、いっつも咬みついてきたお兄ちゃんだよ。カナダに住んでたときは、その親戚の家は車で三時間くらいのとこにあって、よくぼくの町にもお兄ちゃんを連れて遊びに来てたんだよ。だから、いつか会えるかな〜って思ってたんだ。

ぼくのパパが「うちに遊びにおいでよ。兄弟犬同士で遊べるし」ってお兄ちゃんの飼い主に誘ったんだけど、ダメだって。「うちの犬は、よその犬と仲良くできないタイプだから」って言うんだ。なんでだろう?ぼくは誰とでもお友達になるのにな。同じお母さんから生まれて赤ちゃんのときは一緒だったのに、そんなに性格が違うものなのかな?

で、写真だけでも見たいってパパがお願いしたんだ。そしたらやっと、ぼくがアメリカに引っ越す前にメールで送られてきた!ドキドキ!えっ、これがお兄ちゃん?!

お兄ちゃん
TABIの同腹の兄、SHADOW

え〜っ、これじゃあどこかで会ってもわかんないよ…。ゼンゼン似てないもん。獣医さんが言ってたけど、犬のお母さんは、父親の違う赤ちゃんを一度に産むことができるんだって。だからきっと、ぼくとお兄ちゃんのお父さんは違うんだ。ぼくより体が大きいし、再会してもまた赤ちゃん時代みたくお兄ちゃんにやっつけられちゃうよ。だけど、お兄ちゃんも泳ぎが達者なんだって。やっぱり兄弟だね。一度くらい、ボールのとりっこで遊びたかったなあ。もう会えないけど、ずっとずっと元気でね、SHADOW

20061127日)

追記

SHADOWは2010年、お星様になりました。十歳でした。

その二、三年前から関節炎で歩くのが不自由になり、最後は体のあちこちに腫瘍ができてつらい最後だったようです。さようなら、SHADOW。安らかにね。

(2011年1月23日)

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